バックアップクライアントは、TCP ポートを使用してバックアップ管理サーバーおよび
バックアップストレージと通信します。
次のTCPポートでの通信が可能かどうかを確認ツールを利用して調べます。
・443
・44445
Windowsの場合
1. 下記リンクから、msp_port_checker_packed.zip をダウンロードします。
Windows Connection Verification Tool (64bit版OS向け)
Windows Connection Verification Tool (32bit版OS向け)
msp_port_checker_packed.zip をダウンロード後、zipファイルを解凍します。
2. msp_port_checker_packed.exe をCドライブ直下にコピーします。
3. コマンドプロンプトを開き、以下のように入力します。
c:\msp_port_checker_packed.exe -u=ユーザー名 -p=パスワード
ユーザー名、パスワードの箇所は、マシン登録したバックアップユーザー情報に
置き換えてください。
※ ダブルクォーテーション(")がパスワードに含まれている場合、
そのまま入力しても、コマンド実行時に " が文字として認識されないため、
直前に \ を入力する必要がございます。
xxx"xxxx というパスワードであった場合、xxx\"xxxx と入力いたしませんと
認証がとおりませんのでご注意ください。
Linuxの場合
1. 下記リンクから、msp_port_checker_packed.zip をダウンロードします。
Linux Connection Verification Tool(32Bit)
Linux Connection Verification Tool(64Bit)
msp_port_checker_packed.zip をダウンロード後、zipファイルを解凍します。
./msp_port_checker_packed -u=アカウント
実行結果(Windows、Linux 共通)
ポートが全て通信可能であれば、以下のように全て "Ok" と表示されます。
===================Check for jp-cloud.acronis.com 443 Ok
45.254.38.50 Ok
45.254.38.51 Ok
Check for ams7788-jp-cloud.acronis.com 443 Ok
45.254.38.52 Ok
Check for baas-st01.jpnsv.net 44445 Ok
119.82.30.250 Ok
Check for rs-jp-cloud.acronis.com 443 Ok
45.254.38.50 Ok
特定のポートが通信不可の場合、 "FAILED" と表示されます。
お使いのファイアウォールや、ルーター等で通信が制限されていないか
ご確認ください。
Check for jp-cloud.acronis.com 443 Ok
45.254.38.50 Ok
45.254.38.51 Ok
Check for ams7788-jp-cloud.acronis.com 443 Ok
45.254.38.52 Ok
Check for baas-st01.jpnsv.net 44445 FAILED
119.82.30.250 FAILED
Check for rs-jp-cloud.acronis.com 443 Ok
45.254.38.50 Ok
メールアドレス、またはパスワードが正しくない場合は以下のように表示されます。
入力にお間違いがないかもう一度ご確認ください。
また、ここで使用するアカウント情報はバックアップアカウントを指定してください。
===================
credentials, not administrator ones.
| line info: 0xe71b9a1528b1baa8
| $module: msp_port_checker_vs_s_48715
プロキシサーバをお使いの環境におかれましては、各接続先およびポートへの
許可設定をプロキシサーバー側で行ってください。
接続先のホスト名/IP アドレスは以下からご確認いただけます。
https://kb.acronis.com/content/47189
--> Nagano, Japan
変更がある場合はメンテナンスのご案内等で事前にご連絡いたします。