PCをまるごと復元する場合などに使用するブータブルメディアですが、PCの型番などによっては
正常に起動しなかったり、起動後にネットワークカードやRAIDカードが認識できず、ブータブルメディアから
ネットワークや復元先のストレージに接続できない場合があります。
これは、バックアップの管理画面からダウンロードできるブータブルメディアがLinuxOSベースで
作成されており、一部のマシンではマシンのデバイスを正常に認識できない場合があるためです。
対処として、以下の手順に従い、復元を行いたいPCのドライバーを内包したWindowsPEベースの
ブータブルメディアを作成いただく必要がございます。
下記の手順を適当なWIndowsPC上で実施いただき、ブータブルメディアを作成してください。
※復元をしたいPC上で必ずしも行う必要はございません。
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=AY89TDn_F5U ※英語表記となります
1.バックアップエージェントのインストーラーを起動します。
すでにエージェントがインストールされている環境では「インストールされたコンポーネントを修正」 を
エージェントがインストールされていない環境では「インストールするコンポーネントを選択」を
クリックします。
2.ブータブルメディアビルダ にチェックを入れ、完了をクリックします。
ブータブルメディアがインストールされます。
3. こちら のリンクより、Windows ADK をダウンロードします。
4.ダウンロードしたファイルを実行し、次へをクリックします
5.こちらも次へをクリックします
6.同意する をクリックします
7.下記2つのみチェックを入れ、インストールをクリックします。
8.インストールが終わりましたら、最初にインストールしたBootable media Builderを起動します。
9.次へ をクリックします。
10.ブータブルメディアの種類 から、 WindowsPE(64ビット)を選択します
11. [WinPEを自動的に作成] を選択して次へをクリックします。
12.次へ をクリックします。
13.次へ をクリックします
14.次へ をクリックします
15.(必要な場合)復元したいマシンのRAIDカードやLANカードのドライバーのinfファイルを追加します。
16.[ISOイメージ] を選択して 次へ をクリックします。
17.ISOイメージの保存先を指定します。
「次へ」がグレーアウトしている場合は、ファイル名横の以下のマークをクリックしてください
18.実行をクリックします。
19.下記のような画面となりますが、操作は不要です。
20.下記の画面になりましたら、保存先にブータブルメディアのISOイメージが作成されます。
ダウンロードしたISOイメージを以下のいずれかの方法でブータブルメディアを作成します。
・CD/DVDにISOイメージを書き込みます。
・USBの場合は、オンラインで入手可能なフリーツールを使用して、ISOファイルでブータブル USBフラッシュドライブを作成します。
UEFI マシンを起動する必要がある場合は ISO to USB または RUFUS を使用し、BIOS マシンには Win32DiskImager を使用します。Linuxでは、 dd ユーティリティを使用するのが妥当です。
・ISOイメージをCD/DVDドライブとして仮想マシンにマウントします。