本記事では、お客様環境(ローカルサイト)からDR環境の仮想マシンへの接続方法についてご案内しております。
接続は主に、VPNを用いて接続します。
VPNとは、仮想のプライベートネットワークのことです。専用回線を引かずとも、安全な経路を構築し、セキュアな通信を行います。
ディザスタリカバリ メニュー をクリックし、まだ接続方法が未設定の場合、下記の画面が表示されます。
【ポイントツーサイトリモートVPNアクセス】
お客様環境の 個々のPCに OpenVPNクライアントをインストールして、DR環境と接続する方法です。
手順はこちらをご確認ください。
【サイト間OpenVPN】
サイト間OpenVPNモードでは、 お客様ネットワークにOpenVPNルーターを配置し、パソコンはそのルーターを介して、DR環境の仮想マシンに接続します。
VMware/Hyper-V上のVMとしてOpenVPNルーターを立ち上げることができます。
お客様環境のマシンとDR環境上の仮想マシンにおいて相互通信が可能です。
手順は こちら のFAQの「サイト間OpenVPNを使用した場合の手順」項をご参照ください。
【マルチサイトIPsec VPN】
マルチサイトIPsec VPNモードでは、お客様ネットワークにIPSecルーターを配置し、パソコンはそのルーターを介して、
DR環境の仮想マシンに接続します。
複数拠点にサーバーを構えているお客様におすすめの接続方法となります。
オープンなプロトコルのIPSecルーターを導入して実現するため、
IPsec IKE v2をサポートするVPNデバイスのご用意が必要となります。
参考:https://www.acronis.com/ja-jp/support/documentation/DisasterRecovery/#networking-concepts.html