ロードバランサ内のプールのリストを確認したい場合、バランサの名前をクリックしてください。


プールをクリックする事で右のパネルが開き、そのパネルの【概要】タブにてパフォーマンスとヘルスを確認し、【プロパティ】タブにて設定の値を確認し、【メンバー】タブにて接続されているメンバー(接続されている仮想マシン)を管理できます。



制限事項:

  • 一度プールが追加されたのち、転送ルールと転送プロトコルは変更できません。
  • プールに追加される仮想マシンは固定のIPアドレスを所持している必要があります。



ロードバランサに新たなプールを追加

  1. ロードバランサの名前をクリックし、【プールを作成】を選択  
  2. 転送ルールの項目にて、ロードバランサからバックエンドプロトコルへの転送ルールを選択し、受信と宛先の接続用ポートを指定してください。

    • HTTPS -> HTTPS のルールの場合、すべての仮想マシンが同じSSL証明もしくは証明書チェーンを所有している必要があります。

    • HTTPS -> HTTP のルールの場合、PEM形式で、SSL証明書もしくはSSLチェーンと、PEM形式のプライベートキーが必要です。

  3.  バランス設定の項目にて、バランスに使用されるアルゴリズムを選択してください。
    • 最低の接続:リクエストは仮想マシンにアクティブで接続している数が一番低い仮想マシンにリクエストを転送します。

    • 総当たり:すべての仮想マシンがリクエストを順番に受け取ります。

    • ソースIP:ユニークな送信元IPを持つIPアドレスが同じ仮想マシンに転送されます。

      スティッキーセッションの設定を有効にすることで、セッション維持(パーシステンス)が有効になります。ロードバランサーは返信に組み込まれるクッキーを生成します。クッキーは同じ仮想マシンに再びリクエストを送信するのに利用されます。

      メモ:
      この設定はSSLパススルーモードでは使用できません。

  4.  
    メンバーの項目にて、【追加】を選択することで、仮想マシンをバランシングプールに追加します。一つの仮想マシンが複数のバランシングプールに含まれることもできます。
    表示される「仮想マシンを追加」ウィンドウにて任意の仮想マシンの追加し、【追加】を選択してください。

    メモ:
    ロードバランサのネットワークに接続されている仮想マシンのみ選択できます。


  5.  ヘルスモニターの項目にて、メンバーの可用性をモニターするためのプロトコルを選択:
    • HTTP/HTTPS:HTTP/HTTPS GET メソッドを使用してステータスコード200を確認します。そして、ヘルスモニターへのURLを指定します。
    • TCP/UDP:ヘルスモニターはバックエンドポートのTCP/UDP接続を確認します。
    • PING:ヘルスモニターはメンバーのIPアドレスを確認します。
    • デフォルトで、もしメンバーが三回連続で五秒間隔のヘルスチェックに失敗した場合、そのメンバーはバランシングプールから削除されます。メンバーが同じヘルスチェックに三回連続成功した場合、メンバーは再びプールに追加されます。

      これらのチェックに使用される数値は手動で設定できます。:
      チェックされる間隔、モニターがタイムアウトするまでの時間、健康/非健康状態に設定されるまでの閾値などを設定できます。
      これらの値を変更する場合、【値を変更】をクリックし数値を入力し、【保存】を選択してください。

  6. 作成】を選択。

新しく作成されたプールは、プールのリストに表示されます。




プールを編集

プールの隣の【・・・】を選択し、


  • バランスアルゴリズムやセッション維持のなどのバランス設定を編集する場合、【編集】を選択。

  • ヘルスモニターの値を編集する場合、【ヘルスモニターを編集】を選択してください。



プールにメンバーを追加

  1.  メンバーを追加したいプールの横の【・・・】を選択し、【メンバーを追加】を選択。

  2.  表示されるメンバー追加ウィンドウにて、プールに追加する仮想マシンを選択し、【追加】を選択。


プールを削除

  1. 削除したいプールの横の【・・・】をクリックし、【削除】を選択。
  2. 確認ウィンドウにて、【削除】を選択。