本機能は、バックアップデータを誤って削除してしまった場合や、意図せずデータを削除されてしまった場合に、
設定された保持期間内は復旧が可能となる機能です。
データ保護およびセキュリティ強化を目的としております。
保持期間の設定可能範囲:14〜3650日 (デフォルト14日)
・有効な状態: 削除してから保持期間(デフォルト14日)経過後に完全削除されます。 ・無効な状態: 無効化後に削除したデータはすぐに削除されます。 無効にする前に削除したものは、その削除した日を起算日として、 保持期間(デフォルト14日)経過後に完全削除されます。 ※不変ストレージに格納されたデータは手動で削除することはできません。 空き容量を増やしたい場合は、保持期間が経過するまでお待ちいただくか、 ご契約容量の変更をご検討いただけますようお願い申し上げます。
※2025年12月以降、バックアップ管理画面から無効化することができなくなりました。
基本的に有効とする機能ですが、どうしても無効をご希望の場合は、サポートメールよりお問い合わせください。
弊社で直接使えるデータプロテクトをご契約いただいているお客様におかれましては、
こちらの機能がデフォルトで有効となっております。
OEMパートナー様におかれましては、パートナーテナントの設定に依存するものとなります。
また、保持モードを「コンプライアンスモード」に設定しますと、
不変ストレージの設定が永久に無効化できなくなります。
【設定確認方法】
設定内容の変更は、2FA(2要素認証)が有効な管理者ユーザーでのログインが必要となります。
- [設定]メニューから[システム設定]を開きます。

- 一番下にスクロールし、[不変ストレージ]をクリックすると、設定の画面から有効であることと保持期間を確認できます。

なお、不変ストレージで使用しているストレージ使用量は、クラウドストレージ全体の使用量に含まれます。
不変ストレージの保持期間を経過し、完全削除された段階でクラウドストレージの容量が削除された分減ります。

不変ストレージに格納されているバックアップデータについては、バックアップ管理画面の「バックアップストレージ」タブより、「削除済みの項目を表示」をクリックすることで確認可能です。
この削除済みデータは ファイル/フォルダ 単位での復元のみ可能です。


ゴミ箱アイコンがついているものが不変ストレージに格納されているデータです。
