この記事では、クラウドバックアップのウィルス対策機能の各項目についてご説明します。
1. Active Protection
ランサムウェア検出時、不審なプロセスを停止し、バックアップファイルから暗号化されたファイルを元に戻す機能です。
「キャッシュを使用して元に戻す」での使用をおすすめします。
2.高度なマルウェア対策機能(Advanced Security オプションの有効化が必要)
このオプションを有効化すると、マルウェア対策検出の効率が向上します。
3.SMBやCIFSで接続されているネットワークドライブもウィルススキャンの対象とするかの項目です。
社内でNASなどを利用されている方などには有用なオプションとなります。
4.ファイル共有において、共有フォルダ内のデータの変更可否を制御する機能です。
接続元のマシンのIPやアカウントを指定することで、制御可能です。デフォルトでは無効になっております。
5.ソフトウェア自体のプロセス、レジストリレコード、実行可能ファイルと設定ファイル、Secure Zone、ローカルフォルダ内バックアップデータの不正な変更を防止します。基本的にこちらは有効を強くおすすめします。
6.クリプトマイニング(他人のPCのリソースを使用して暗号化資産を生成=マイニングする行為)を検出します。
基本的にはこちらも有効をおすすめします。
7.ウィルスを検出した際の動作を設定します。基本的にはデフォルト設定での運用をおすすめします。
8.未知のウィルスに対応するための機能です。基本的にこちらは有効を強くおすすめします。
9.WindowsOS自体の脆弱性を利用した攻撃を検出する機能となります。
基本的にこちらは有効を強くおすすめします。
10.システムの電源がオンになっている間、マシンのシステムにウイルスや他の脅威がないかどうかを常時チェックします。
11.ウィルスの定期スキャンの実行タイミングを設定します。
12.アプリケーションなどがウィルスとして誤検知されている場合、こちらから検知の除外設定が可能です。