PCをまるごと復元する場合などに使用するリカバリーメディアですが、PCの型番などによっては

正常に起動しなかったり、起動後にネットワークカードやRAIDカードが認識できず、リカバリーメディアから

ネットワークや復元先のストレージに接続できない場合があります。


これは、バックアップの管理画面からダウンロードできるリカバリーメディアがLinuxOSベースで

作成されており、一部のマシンではマシンのデバイスを正常に認識できない場合があるためです。


対処として、以下の手順に従い、リカバリーを行いたいPCのドライバーを内包したWindowsPEベースの

リカバリーメディアを作成いただく必要がございます。


下記の手順を適当なWIndowsPC上で実施いただき、リカバリーメディアを作成してください。

※復元をしたいPC上で必ずしも行う必要はございません、


1.バックアップエージェントのインストーラーを起動します。

すでにエージェントがインストールされている環境では「インストールされたコンポーネントを修正」 を

エージェントがインストールされていない環境では「インストールするコンポーネントを選択」を
クリックします。


2.ブータブルメディアビルダ にチェックを入れ、完了をクリックします。

ブータブルメディアがインストールされます。


3. こちら のリンクより、Windows ADK をダウンロードします。

4.ダウンロードしたファイルを実行し、次へをクリックします


5.こちらも次へをクリックします


6.同意する をクリックします


7.下記2つのみチェックを入れ、インストールをクリックします。


8.インストールが終わりましたら、最初にインストールしたBootable media Builderを起動します。


9.次へ をクリックします。


10.ブータブルメディアの種類 から、 WindowsPE(64ビット)を選択します

11. 次へをクリックします。


12.次へ をクリックします。


13.次へ をクリックします


14.次へ をクリックします


15.復元したいマシンのRAIDカードやLANカードのドライバーのinfファイルを追加します。


16.次へ をクリックします。


17.ISOイメージの保存先を指定します。


18.実行をクリックすると、保存先にBootable MediaのISOイメージが作成されます。