注意:この機能・設定は有料のオプションパック (Advanced ディザスタリカバリ) に含まれる内容です。
フェールオーバーとは、バックアップデータを弊社の仮想化基板上で仮想サーバとして起動させることです。
▼概要図
本番フェールオーバー
復元サーバーは作成後、常に「スタンバイ」の状態となり、いつでもフェールオーバーが可能です。
フェールオーバーを開始するためには、復元サーバーが作成された後に取得された、元のマシンのディスクイメージバックアップ (マシン全体バックアップ)が必要です。
フェールオーバーを実行する際は、どの時点のバックアップデータをフェールオーバーしたいか、元のマシンの復元ポイントから選択することができます。
復元サーバーは、状態が「確定」となっている時、サーバーの仮想ディスクをバックアップストレージからDRストレージに転送します。確定(ファイナライズ)中は、パフォーマンスが少々低くなりますが、この時点でも復元サーバーへのアクセスおよび操作が可能です。
「確定」作業が完了すると、サーバーのパフォーマンスは通常通りとなります。
テストフェールオーバー
テストフェールオーバーは、本番フェールオーバーの前に、想定通りに復元サーバーが機能するか確認することができます。
本番ネットワークから隔離されたテスト用VLAN上で復元サーバーを起動します。
テストフェールオーバー中の復元サーバーのパフォーマンスは、本番フェールオーバーと比べて低速になる場合があります。
テストフェールオーバーの実行手順については、「テストフェールオーバーの実行」をご参照ください。
自動フェールオーバー
自動テストフェールオーバーを設定すると、テストフェールオーバーが毎月実行されるようになります。詳細については、「こちら」を参照してください。