本記事では、本番フェールオーバーの実行手順についてご案内いたします。
フェールオーバーの概要については こちら
フェールオーバーの実行
フェールオーバーの実行方法は以下の通りとなります。
- 元のマシンが利用不可能な状態であることが前提となります。
- バックアップ管理画面から、[ディザスタリカバリ] > [サーバー] > 復元サーバーを選択します。
- [フェールオーバー] をクリックします。
- フェールオーバーの種類として、「本番フェールオーバー」を選択します。
- 任意の復元ポイントを選択して、「本番フェールオーバーを開始」をクリックします。
バックアップを暗号化していた場合は、暗号化パスワードの入力を求められますので入力してください。 - 復元サーバーが起動すると、状態が「確定」となり、時間経過後「フェールオーバー」ステータスとなります。
※「確定」および「フェールオーバー」どちらの状態でもリカバリサーバーへのアクセス/操作は可能です。
その仕組みは「フェールオーバーの概要」をご覧ください。 - バックアップ管理画面から、復元サーバーが起動していることを確認します。
[ディザスタリカバリ] > [サーバー] をクリックし、復元サーバーを選択して、[コンソール] をクリックし、コンソールが開くかご確認ください。 - サイト間VPN等を経由して復元サーバーへアクセスをご確認ください。
復元サーバーが確定した時点で、新しい保護計画が自動的に作成・適用されます。
この保護計画は、復元サーバーの作成時に使用された保護計画が基となっておりますが、「スケジュール」と「保持する数」の設定のみ編集が可能です。
「フェールオーバーの停止」をクリックすると、フェールオーバーを停止することができます。復元サーバーのバックアップを除き、フェールオーバーの実行時点以降のすべての変更内容が消去され、復元サーバーがスタンバイ状態へと戻ります。