本記事では、本番フェールオーバーの実行手順についてご案内いたします。
フェールオーバーの概要については こちら 



フェールオーバーの実行

 フェールオーバーの実行方法は以下の通りとなります。

  1. 元のマシンが利用不可能な状態であることが前提となります。
  2. バックアップ管理画面から、[ディザスタリカバリ] > [サーバー] > 復元サーバーを選択します。
  3. [フェールオーバー] をクリックします。

  4. フェールオーバーの種類として、「本番フェールオーバー」を選択します。
  5. 任意の復元ポイントを選択して、「本番フェールオーバーを開始」をクリックします。
    バックアップを暗号化していた場合は、暗号化パスワードの入力を求められますので入力してください。


  6. 復元サーバーが起動すると、状態が「確定」となり、時間経過後「フェールオーバー」ステータスとなります。
    ※「確定」および「フェールオーバー」どちらの状態でもリカバリサーバーへのアクセス/操作は可能です。
      その仕組みは「フェールオーバーの概要」をご覧ください。



  7. バックアップ管理画面から、復元サーバーが起動していることを確認します。
    [ディザスタリカバリ] > [サーバー] をクリックし、復元サーバーを選択して、[コンソール] をクリックし、コンソールが開くかご確認ください。

  8. サイト間VPN等を経由して復元サーバーへアクセスをご確認ください。


 復元サーバーが確定した時点で、新しい保護計画が自動的に作成・適用されます。

この保護計画は、復元サーバーの作成時に使用された保護計画が基となっておりますが、「スケジュール」と「保持する数」の設定のみ編集が可能です。




 「フェールオーバーの停止」をクリックすると、フェールオーバーを停止することができます。復元サーバーのバックアップを除き、フェールオーバーの実行時点以降のすべての変更内容が消去され、復元サーバーがスタンバイ状態へと戻ります。