管理者アカウントを持つユーザーは、全社のアカウントに対して、利用可能なパスワードの基準の設定を行えるようになりました。
【全社のアカウントへのパスワード基準の設定】
パスワード基準の変更手順は以下の通りです。デフォルトのパスワード設定は、「長さが8文字以上、4種類以上の文字、1つ以上の大文字・小文字を両方含む」となっています。
例.
「AAAAbbbb」
"長さが8文字以上"、"1つ以上の大文字・小文字を両方含む" は満たしますが、"4種類以上の異なる文字" は満たしません。
「AABBccdd」
"長さが8文字以上"、"4種類以上の異なる文字"、"1つ以上の大文字・小文字を両方含む"をすべて満たします。
- 管理者アカウントでウェブクライアントにログインし、[アカウントの設定]から、[パスワードポリシー]を
クリックします。 - 「デフォルトのパスワードポリシーをオーバーライド」を有効化し、パスワード基準の設定を行います。
設定可能な項目は以下の通りとなります。- パスワードの最小文字長:
何文字以上のパスワードとするかを設定します。 - パスワードに用いる文字種類数の制限(設定文字種以上を使用):
何種類以上の文字を含む必要があるかを設定します。 - パスワードには大文字を1つ以上含める必要があります:
パスワードに1文字以上の大文字を含める必要があるかを設定します。 - パスワードには1つ以上の小文字が必要です:
パスワードに1文字以上の小文字を含める必要があるかを設定します。 - パスワードには1桁以上の数字が必要です:
パスワードに1文字以上の数字を含める必要があるかを設定します。 - パスワードには英数字以外の文字を1つ以上含める必要があります:
パスワードに1文字以上の記号を含める必要があるかを設定します。
- パスワードの最小文字長:
「デフォルトのパスワードポリシーをオーバーライド」を有効化すると、ファイル箱にデフォルトで設定された
パスワード基準が上書きされます。
既にパスワードが設定されているユーザーに対しては、この変更は影響されません。
新規ユーザーの登録時、または、既存ユーザーがパスワードの更新を行う際に、設定されたパスワード基準が
適用されます。